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2013年7月11日 (木)

該非判定書と非該当証明書の違い

最もよくある質問の一つであるが、余りうまく答えることができない。
というのは、対象とする貨物が非該当の場合、突き詰めていくと該非判定書と非該当証明書の差はなくなってしまうのだ。

以下、該非判定書と非該当証明書について、対象とする貨物が該当のときと非該当のときとに分けて考える。

(1)対象とする貨物が該当のとき
該非判定書として項目別対比表又はパラメータシートが広く使われています。
該当なのに非該当証明書というのはあり得ないので項目別対比表又はパラメータシート=該非判定書です。
該非判定書に決ったフォーマットというのはないので項目別対比表又はパラメータシートの形式を取らない該非判定書も使われていますが、広く使われているのは項目別対比表又はパラメータシートです。

(2)対象とする貨物を規制する項番はあるが非該当のとき
(1)と同様に、実体は項目別対比表又はパラメータシートであることが多い。
これを該非判定書と呼んだり、非該当証明書と呼んだりします。

項目別対比表又はパラメータシートは該非判定書又は非該当証明書そのものではなく、該非判定の根拠資料であるという考え方も有力ですが、実務的には、項目別対比表又はパラメータシート=該非判定書=非該当証明書でよい。
何故なら通関に際して税関が要求するのが項目別対比表又はパラメータシートだからです。
(おそらく該非判定の過程をトレースできるので税関が納得しやすい)

(3)対象とする貨物を規制する項番がなくて非該当のとき(対象外とも言います)
項目別対比表又はパラメータシートがないので「貨物は輸出貿易管理令別表第1の1項から15項に該当しません」という内容の文書を作ることになります。

この文書が一般的な非該当証明書のイメージですが、該非判定書と呼んでも間違いとも言えない。
又、この文書に表題を付けるときも非該当証明書とすることが多いように思いますが、該非判定書としても間違いとも言えない。

まとめると該非判定書で判定結果が非該当であり、例えば通関のために使われるものを非該当証明書ということがあるということになります。

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